虫眼鏡色眼鏡

怖がりなくせに、ダメなものにひかれるきらいがある。

一回くらい心ゆくまでダメになってみたいものだけど、その一回が人生にどれほど影響するのかを考えると怖気づいてしまって、ピアスの穴さえも開けられないまま21になってしまった。真面目そうって言われるのも飽きてきたし、今年の後半のテーマは今までの私が選ばなさそうなものを選ぶ、にしようかな。

 

他人と話すのは好きなんだけど、自分の中身についての深い話は苦手で、延々と世間話をしていたいと思ってしまう。

もっと上手に嘘をついて、ぺらぺらとあることないことを言えればうまくやっていけるのに、それで嘘も下手だから難しい。

就活でばんばん内定をもらっていた友人は、「就活なんて人当てゲームだよ、向こうが欲しそうな人物像を当てて、その通りに答えればいい」なんて言っていたけれど、そうやって器用にできるのも一つの才能だと思う。

こういう顔の見えないところでだったらなんでも書けるけど、顔が見える状態で、自分の口から直接となると途端に恥ずかしいような、居心地の悪いような気持ちになってしまう。このまま中途半端な秘密主義みたいなこと続けていても良くないとは思うのだけど、難しいですなぁ。