ぱたぱたとせわしなく過ぎる毎日はどこか他人事っぽくて、私の身体を通してドラマを観ているみたい。
目覚まし時計代わりの携帯電話が朝を引きずり込んできて、もたもたと身体を起こしたらドミノのはじまり。
全て私の意思のもとに決められているはずなのに、頭は白を切って時間と行動を直接結びつけて次から次へとそれを倒す。
疲労感だけはどっしりと現実味を帯びていていっそう虚しいね。
タイトル、いつも最後に決めるのだけどドミノ板の代わりに羊羹を並べたところを想像したらあまりに滑稽で笑っちゃった。倒れるのも遅そうだしねえ、でも鈍い私にはそれくらいでいいかもしれない。