歪に膨らんだペンケース

こうはなりたくない!っていう反面教師がたくさんいすぎてがんじがらめになりそう。

完璧な人間はいないなんて頭では分かっているけど、自分の欠けた部分ばかり目について嫌な思いするのは自分だから過ぎた妥協もよくないし。

学校ではいかに規則を守って相手に嫌な思いをさせず、勤勉に振る舞うかを習うけど、実際に役に立つのはそれらができない時に許してもらう力というか、魅力だと思う。

まったく仕方ないなあ、って笑って許してもらえるなら別にルールを少し守れなくてもやっていけそうに見えるけど、ただの幻想かな。

 

LINEのトラブルがよくニュースに取り上げられてるけど、小中学生の頃交換ノートや手紙交換で同じようなことがあった気がする。既読機能はないけれど。

小さい筆箱に11本もカラーペンを押し込んで、いかにページ可愛くするか考えていた当時の私、今考えるとばかだけどかわいいなあ。

郵便物は新聞とチラシばかりで、手紙は見かけなくなった。年賀状もメールで済ますことが増えたし、暑中見舞いなんて無いも同然だ。文通なんて死語になるのも時間の問題かもしれないと思うと寂しい。

ペンやシール、マスキングテープで紙面を彩る楽しさを知っている世代に、ぎりぎりで滑り込めてよかった。