固いアイスに折れたスプーン

誰かに寄りかからないでも大丈夫になりたいのに、現実の私はあまりに弱々しくて、いろいろな面で誰かに頼ってしまう。

頼って完全に救われるのならいいのだけど、ああまた一人で立て直せなかった、自分だけで消化できなかった、とまた落ち込むのも事実で、いっそ全部全部抱え込んでぶっ壊れてしまえばいいのに、と思うこともある

存在のささやかさに支えられることもあるし、その頼りなさに絶望することもあるし、まあ難しいよね

もろもろの罪悪感から解放されるには、何をすればいいのかな

 

今いる場所には川がない。

昔はもうだめだーとなったらよく音楽を聴きながら川辺をひたすら歩いていたけど、違うやり方を探さなくちゃ

嫌なことは大抵川を越えたところにあったからこそ、また川を越えて帰ってきた時の安堵といったらない。夕焼けの色に染まって悠々と流れる川に、どれだけ救われたことか。夜の黒々とした川は少し怖かったけど、なんでも飲み込めそうな途方のなさはどこか頼もしかった。

また川を越えて戻れる日まで、どこまで変われるかな