誰も嫌いたくないから ひたすら嫌いでいただけだ

一方通行の好意は怖い。

ストーカーなどの話ではなくて、人と自分との間お互いへの熱量の差というか、私はかなり相手のことを好いているけど相手はそうではないとか、そういう些細な話で。

「私はこんなにあなたのことが好きなんだからもっと私を見て!」なんて言う気は毛頭無いけど、「大して好きでもない人といなきゃいけなくてやだなあ」と相手に思われていたら...と考えてしまう。

だから、自分から誰かを誘うのはすごく勇気がいる。

上のように思われていたら嫌だし、話が流れると不安になる。

自分も大学の友達と合わなくて、グループで遊びの話が持ち上がってもこっそり抜け出してしまうくせにね。

中学高校の友達も、みんなそれぞれ新しい場所で居場所を作っている訳だからしがみつくようなことはできないし、気の合わない人と無理して一緒にいると苦しいし、って理由をつけてひとりを選んでばかりいる。

要は逃げてばっかりいる。もういっそ諦めて逃げ切るか。でも寂しそうだなあ。

 

そして今日も音楽で耳を塞いでやり過ごした。

BUMPは大好きだけど、頑張ってない時に聴くと辛くなるところがあるから最近は避けてしまっている。

ってことでタイトルは米津玄師の「恋と病熱」から。

この曲について調べていたら宮沢賢治が同じタイトルの詩を遺していることを知った。

彼は語彙が豊富で、歌詞カードを初めて見る時は辞書を手元に置いておくほど。(私の語彙が貧弱なのもあるけれど)

もっとたくさんの言葉を知りたい。